A. 天外塾 (2007年4月〜9月)  (株) アルマック主催  受講生

1.岡田武史氏

(サッカー監督) 

『非常識経営の夜明け』 (講談社) より

(序文 「フロー経営」に学ぶ )

 

  私はサッカーの指導者として、選手に理論的に戦術を説明し納得させてプレーさせるのが結構得意なほうでした。そして、ある程度成果も出してきました。
 しかし、結果を出しても、いつも何か物足りなさが残っていました。
 そこには、私の言ったことを忠実にやる選手はいたが、こちらがあっと驚くような、セオリーに反するひらめきプレーをする選手はいなかったからです。
 「人を使う」という意味では経営も似たところがあるだろうと、天外伺朗先生の「フロー経営セミナー」に参加しました。そして、目からうろこが落ちるように私の指導法の問題点が明確になりました。

 

2.神田昌典氏 

(経営コンサルタント、天外塾主催者)

 

  天外先生に弊社で開催していただいた講座 − いまや伝説になっています 。

 経営者の頭が、ぐるりとまわって、元に戻る感じです。しかし元の光景は、いままでと同じようでも、まったく違うものを見ています。パラダイムが変わることとは、こういうことなんでしょう! 何年たっても、あのときの講座の参加者とは、一体感があるのが、とても不思議です。

 それがきっと人間性の経営なのでしょう。

 

 3.白石豊氏

(福島大学教授、数々のオリンピック・チームを指導した日本の代表的なメンタル・コーチ)

『本番に強くなる』 (筑摩書房)より

(第6章 ゾーン、あるいはフローというピークの状態、2.フローという至高の心理状態)

 

 - このとき私は、宮崎県での指導者講習会で六時間の講演をするために、福島から新幹線で東京へ出て、羽田空港へ向かっていた。東京駅でちょっとした時間があったので、いつものように駅構内の本屋さんに立ち寄って、飛行機の中で読む本を探した。平積みになっているたくさんの本から、一冊の本のタイトルが私の目に飛び込んできた。
 天外伺朗著『運命の法則』という本だった。天外さんの本はそれまでにもほとんど読んでいたが、これまでとはちょっと違った書名に惹かれて、手に取ってみた。表紙の返しには、たった一言「好運は意図的に招きよせることができる」とだけ書かれてある。
 さらに目次を見ると、「好運の女神」と付き合うための法則が十五章にわたって書かれているということがわかった。第三章には「フローの法則」などと書かれている。これはおもしろそうだと思った私は、すぐに買い求め、あっという間に読んでしまった。
 ところで、この本の著者である天外伺朗さんというのは、ペンネームである。本名は、土井利忠といい、ソニーの取締役も務められ、この時点ではソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所の所長だった。天外さんの著作の多くは、われわれの心や精神世界に関係するものが多いのだが、なんと本業はバリバリの工学博士というわけである。
 天外さん、つまり土井さんのソニーの仕事というのは、とてもすごいものがある。オランダのフィリップスと組んでCDを世界に先駆けて共同開発したのを皮切りに、ワークステーションNEWS,そしてNHKの『プロジェクトX』でも取り上げられたロボット犬アイボの開発責任者といった具合である。
 天外さんは、この本の第二章「燃える集団の法則」の冒頭で、次のうように書いている。「チームが夢中になって仕事をしていると、突然スイッチが劇的に切り替わることがある。その状態になると、どんなに困難な局面を迎えるようとも、必ず突破口が開かれる。新しいアイディアが湯水のようにわき、必要な人材、技術、部品などがまるでタイミングを見計らったかのようにあらわれる。」
 また、それに続く第三章「フローの法則」の冒頭では、「自らの内部からこみ上げる喜びや楽しさを追い求めると、人は“フロー”という状態に入ることができる。“フロー”は人にとって、喜びや楽しみの源泉であり、なおかつ、好運を招き寄せる」と述べている。そしてこの章で、チクセントミハイと対談した内容にまで触れている。
 この天外さんの本を読んで、私が追求してきた「ゾーンの世界」と「フローの世界」がぴったり重なった。肝心要の時に実力が一二〇%も出るような、ある種神がかった最高の状態に、選手たちが入れる確率を上げたいと思ってメンタルトレーニングの勉強をしてきた私にとっては、発明・発見の世界でもやっぱりそうかと大いに共感させえられたというわけである。
 いつか天外さんとお会いしてこの問題について話したいと思っていたら、二〇〇七年の四月に思わぬかたちで実現することになった。経営コンサルタントとして著名な神田昌典さんから、天外さんの「マネジメントセミナー」を東京で半年にわたって行うので、時間の都合がつけば来てみてはいかがというお誘いをいただいたのである。
 第一回の飯田橋のセミナー会場には、全国から集まった五〇名ほどの経営者の方々が座っていた。そして案内された私の席の隣には、なんとサッカーの岡田武史監督が座っていたのだった。
 セミナー終了後の懇親会では、天外さんをはさんで私と岡田さんが座り、三人でいろいろと意見を交わすことができた。天外さんは、それから三ヶ月後に東京の青山で行われた私の講演会にもお出でいただき、親しくお話させていただくことになった。また岡田さんとも、それ以来何度となくお話をするようになり現在に至っている。
 そこでいつも話題となるのは、当然のことながら、「燃える集団をいかにつくるか」とか、「選手をゾーンやフローにいかに入らせるか」ということである。こんなことで話を始めれば、話題は尽きることがない。私たちの会話そのものがゾーンやフロー状態のような感じさえするほどである。
 ちなみにチクセントミハイの「スポーツを楽しむ-フロー理論からのアプローチ」というスポーツ版フロー理論の日本語訳が出版されたのは、天外さんの『運命の法則』から一〇ヵ月後の二〇〇五年九月だった。
 (中略)また、経営やリーダーシップでのフロー理論の応用に関しては、天外さんの『マネジメント革命-「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ』や『非常識経営の夜明け-燃える「フロー」型組織が奇跡を生む』などを参考にしていただきたい。

B.天外塾 (2009年4月〜9月) ホロトロピック・ネットワーク主催 受講生

1.大脇秀一郎氏 (会社経営者 熊本よりご参加)
 
  2年前に一度受講して、自分も会社も変わったので、本当におかげさまです。
今回は、フォローのつもりで再受講しました。ここに来るとよく話をしています。先生のお話のじゃまをしても割り込んで意見を言ってしまいます。会社では静かにしていられるようになった分、ここではいろいろ話をしたい。聞きたい。質問したい。何気ない質問から深い話をじんじん聞かせていただいて、感謝・感謝・大感謝です。
  経営をしながら意識の進化と成長ができるなんて、1粒で2度おいしい内容です。

 

 

2.中嶋健氏 (会社経営者 京都よりご参加)
 
 『あの世の科学』、この本が天外先生との御縁を頂くきっかけになりました。天外塾を知った時、迷わず受講を決めました。『あの世の科学』と『奇跡の経営革命』違った意味で大変興味を持ち、第一講に臨んだ次第、期待を裏切らない第一講でした。
深層心理の事、古い脳の活性化・・・。兎に角、天外塾は他に類を見ない内容であることは確かです。
 全く視点が違うのですから、世の中、変化の時代と云われて久しいけれど、先生は自らの変容が大切と説かれる。
 又、この事は、逃げない事、対峙する事だと、この前期6ヶ月何が変わったのかな、と思いつつ、後期も参加して変容を繋げたい。

 

 

3. 柳本信雄氏 (クリニック 院長 大阪よりご参加)

 

 天外塾に通っている間は、自らの変容を絶えず意識する絶好の機会となりました。これは、まさに当初の予想通りでした。真の意味で大人になるとはこういうことかと、実感を伴って意識が成長するのを感じました。やはり、良い話を聞いたからといって、すぐに成長、進化するのでなくて、そこに経験・実践を伴うことが必要です。その意味で年令は有利さでもあります。
 具体的には、まず私のクリニックでは、最近スタッフを一人募集しました所、すばらしい女性が来てくれました。私はこれを“ツイテイル”と確信しました。その背景として、私自身が、スタッフ一人一人の主体性をより一層認められるようになっているのに気がつきます。そういう雰囲気を彼女は察したのでしょう。
 個人的には、私と同業の長男が、自分がやっていた診療所をたたんで私と一緒に仕事をする態勢になりました。そこにはいささか負の要素もありましたが、結果として“ツイテイル”と受けとめています。
 長男とは、プライマル・ヘルスを築く時期にあまりにも厳しくし過ぎて(私のシャドーがそうさせたと反省)、お互いが認めにくい関係が続きました。それが4年前から二人して、九州の矢山セミナーに参加するようになり、仕事の上で同じ方向に向うようになりました。その間博多で一杯飲んだりしたのも良かったのでしょう。
 しかし、なんといっても私自身が長男をまるごと受けとめることができるようになったことが大きいでしょう。子供(といっても41歳)と仲良くできることは、やはりなにより嬉しいですね。ありがとうございました。家内のバックアップが大きいです。

 

 

 

4. 桑原絵美子氏 (語学学校経営者 長野よりご参加)
 


一言で言って、とても楽しい半年間でした!(苦しのもかなりありました(笑))
自分の本質は何か?本当はどうしたいのか? 本当によく考えた半年間でした!!
起こる出来事もドラマチックで、次から次へと今までフタをしてごまかして来た事が明るみになり、会社をやめようと真剣に考えました!(笑) ← 社長なのに・・・
長老型マネジメントではなく、“逃げまくり、ほったらかしマネジメント”だったなと自覚しました。
「もうダメだ。このままだと自分らしくなくなる。」と追いつめられた気持ちになり、どうしようもなく迷っていた時に天外さんから「大地幼稚園」の事を聞き「青ちゃん(青山さん)」の理念を説教でなく、感じて学び大地の子供たちに触れ、遊び、原点に戻ってもう一度自分が本当にやりたい事にチャレンジするエネルギーをいただきました。
天外塾で学んだ事が、人との出会いに繋がり、目標を求めてひたすら目指すのでなく、「受け入れて楽しむ」事を学んだ気がします。
次のステージは、ほのかな目標ですが、内側から込み上げてくるワクワクするエネルギーに満たされた再スタートを楽しみます!!